2010.02.24
シカゴオートショー報告1[セーフティスカラシップ編]
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自動車ライターの佐藤篤司です。今回は1年振りのアメリカ取材。海外メーカーが行う国際試乗会の多くがヨーロッパなどで開催されるため、アメリカを訪れることは意外と少ないのです。あるとすればロサンゼルス、デトロイト、シカゴ、ニューヨークと続くモーターショー取材や国産メーカーの工場取材など。
久しぶりのシカゴオートショーの取材ですが、どうもシカゴのオヘア空港のイミグレーションとは以前から相性が悪い。今回も覚悟をしていましたが「俺、トヨタの大ファンだけど、愛車のプリウス大丈夫かな?」という通関職員のムダ話以外、問題なく夕方4時30分に入国完了。そのまま大急ぎでクルマに飛び乗り、ダウンタウンのシェラトンにチェックイン。

なんと到着から2時間後の6時30分から、このショーのスポンサーであり、タイヤメーカーとして唯一出展しているブリヂストンが主催する「Safety Scholarship contest」の授賞式パーティの取材が待っていたから大慌てだ。
毎年、シカゴオートショーの際に受賞式が行われる「安全運転」をテーマとしたテレビCMコンテストで、応募できるのは16才から21才の学生。アメリカでも若者の交通事故率は高く、社会問題になっている。そうした現状に対して若者自身がどんな提案をするのか? そうした趣旨からスタートして受賞者には奨学金として5,000ドルが授与され、さらに実際のテレビCMとして9,500回以上を放映、6,100万人以上が視聴するという大規模なコンテストだ。

今回の受賞者は4名。その作品は
http://safetyscholarsvideo.com/
でチェックできる。
こうした奨学金制度の授賞式などがショーの開催に合わせて行われるのもアメリカらしい。

さらに翌日は一般公開を前にしたプレスディ1日目。アメリカ国内で“トヨタのリコール問題”が渦巻いているさなか、トヨタブースには多くの報道陣が。北米トヨタの副社長は終始、謝罪と今後の対応の説明に務めていた。

おまけにその会場内には、プリウスと同じシステムを持ち、同じようなブレーキの不具合がでた、フォード・フュージョンハイブリッドが飾られていた。実はこのフュージョンはリコールを免れ、品質向上キャンペーンという形で“プリウスと同じプログラムの書き換え”を行っている。さらに北米カーオブザイヤーにまで輝いていることを日本のマスコミはほとんど報道していない。
2に続く。













