2009.11.18
神の子マラドーナによる「人間宣言」
サッカーをプレーしたことがない人、サッカーを観たことがない人でもマラドーナの名前を知らない人は少ないと思います。

そんなマラドーナのインタビュー&ドキュメンタリーの映画が公開されます。
監督はカンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞するなどの輝かしい経歴を持つ、旧ユーゴスラビア出身のエミール・クストリッツア。
監督自身がマラドーナにほれ込んでいて、映像的にはそれがウザかったりするのですが、マラドーナの知られざる素顔や、母国アルゼンチンでは文字通り「神」として崇められていることが描かれていて、個人的には相当面白く観ることができました。
実はワタクシが中学1年生の時、ワールドユースで来日したマラドーナを見ているのです。当時まだ17歳だったと思うのですが、わずか3歳違いなのにそのプレーと言ったら・・・。まさに周囲を圧する[天才]をこの目で初めて見た、と思いました。サッカーにはまるきっかけを作ってくれた選手がマラドーナでした。
まあ、天才過ぎて、プレーをまねられるとことなんてありはしなかったわけですが・・・。
その天才ゆえに、周囲から浮かび上がり、そして自らを「神」として位置付けるしか生きていけなかった男の「人間宣言」といえそうな映画だと思いました。
サッカーファンならずとも、いろいろなことを考えることができる映画です。
「天才の孤独」というものを理解するのにとてもよい教材といった側面もありますので。
師走の忙しい時期ですが、お時間あればぜひオススメします。
担当編集:高杉公秀


映画「マラドーナ」
12月12日(土)より、シアターN渋谷にてロードショー!
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