2009.10.02
世界で唯一のカデノン製法の靴
そこで、自称「ゲイナー1の靴好き」の編集者の私が、赤坂の「テイラー&クロース」で行われているデモンストレーションを取材してきました。
現在71歳というジョゼッペ・ペッタニンさん。
最近行われた、イタリア革製品の展示会で、至高の靴職人としてシルヴァノ・ラッタンツィ氏とエンツォ・ボナフェ氏と3人でデモンストレーションを行ったそうです。
ラタンツィさんとボナフェさんの名前は皆さんも耳にしたことがあると思います。
要するにその2人に匹敵する存在とイタリアでは認識されているということ。
日本での知名度はこれからというベッタニンさんですが、実はアメリカではかなり知られた存在。
メインの販売先はニューヨークのバーニーズ本店。そこで年間1000足以上を販売しているそうです。他のバーニーズの5店舗にもおかれていて、アメリカの靴好き富裕層のハートをがっちりつかんでいるのだとか。ベッタニンさんの靴を愛用するVIPにはアーノルド・シュワルツネッガー・カリフォルニア州知事や、ガンズアンドローゼズのヴォーカル、アクセルローズ氏などがいるそう。
今回の初来日では、新宿伊勢丹でオーダー会が行われ、初めてにしてはとてもすばらしい売り上げがあったそうです。
何より、手間がかかるカデノン製法のオーダーがあるたびに、ベッタニンさんの顔がほころんだといいます。根っからの職人なんですね。握手をしていただきましたが、身長は168センチの私よりも低いくらいなのに、手の大きさと厚みは大げさに言えば2倍って感じでした。
その手で3重のソールを手縫いしていくわけですが、その手を見て彼にしか出来ないというのがとても説得力ありました。
31歳になる息子のアルベルトさんが手伝っていて、後継者なのですが、まだカデノンの靴を手がけるところまでは行っていないのだとか。
偉大なる親父さんに負けないよう、がんばってほしいです。
さて気になるお値段ですが、カデノン製法のス・ミズーラのシューズが315,000円から。
既製はその20パーセントオフ。
ノルベジェーゼで220,800円から。
グッドイヤーで151,200円から。
マッケイだと86,940円からとなっています。
意外と安いと思った人は、かなりの靴好きなのではないでしょうか?
私もこれは「欲しい」と思いました! が、お財布と妻の顔が浮かんで泣く泣く断念しました。
今回の初来日が成功裏に終わったので、今後も定期的に来日してもらいたいとは、
主催したテイラーアンドクロースの隅谷さんの弁。
ご興味ある方は、赤坂サカスそばのテイラー&クロースをチェックしてみてください。
テイラー&クロース
東京都港区赤坂5-1-2
電話03-3583-6025














